不登校中学生の勉強・受験対策に!通信教育中学講座おすすめ3選

中学通信講座 散歩中(不登校時)の出来事

 長男が不登校になり直面した問題はやはり「勉強」のこと。

中学生の授業は進むペースも早く、定期テストもありますよね。本人は「自分で進めるから大丈夫」と言い張っていましたが、親からすると受験までの2年間なんてあっという間。進学に関してはどう考えているのか、不登校になって割とすぐ話をした覚えがあります。

 定期テストは頑張って受けてみたら?との提案もむなしく、結局中学1年生の2学期からは一度も、学校での定期テストはおろか県内の学力試験も受けずに卒業しました。

小学生のころから続けていた「くもん」も徐々に足が遠のき、やめることに。

 不登校になっても「学習すること」からは遠ざけたくなかったので、家にいる時間の30分でもいいから自分がその日取り組みたい教科のドリルをすすめる約束をしました。

不登校で苦しんでいるときに勉強を無理にさせるのは逆効果ですが、子ども自身に「やってみようかな」と感じてもらえればそれでいいんです。こちらからはいくつか提案をだして道しるべをつくってあげましょう。

自分のペースで、かつ学校の授業ペースと離れずに自主学習を続けていくことは、正直に言ってかなり難しいことだと思います。そんななか検討したのは「通信教育」や「家庭教師」です。

 長男のペースで続けていける勉強方法はどんなものなのか、本人と相談しながら最終候補に残った3つの「通信教育」について紹介します。

不登校でも安心して学べる通信教育中学講座3選

①ジャストシステム【スマイルゼミ】
 実は長男、小学生のころにスマイルゼミは挫折しています。。。ですが操作の仕方やタブレットの感度のよさは覚えていたようで候補にあがりました。こちらは主要5教科だけでなく、定期テスト対策で保健体育・音楽・美術・技術を含めた計9教科が学べます。また季節ごとに模擬テストや講習があり、力試しがしやすいタイプかと思います。無料体験期間ありです。

ちなみにタブレットは買い切りですので残っていても以前の機種は使えず、新しく購入しなければなりません。やめた後はアンドロイド化して使用できるので動画視聴などで利用しています。

 

②インターネット自宅学習システム【e点ネット塾
 パソコンやスマホ、タブレットなどの機器とインターネット環境があれば24時間どこからでも有名塾講師の講義が受けられる通信教育です。学校の授業に沿った学習が家で出来る、または家が塾になる感覚ですね。ひとつの講義が10分ほどですので集中して取り組めそうです。中学生コースは1年生から3年生までの5教科がセットになっており、長男は学習の遅れを取り戻したり、先に進めたり自由なのが魅力に感じたようです。無料体験期間があります。

ワークブックやドリルなどはなく、問題集はすべてネット上のカリキュラムに含まれており、自宅にプリンターがあれば印刷が可能です。

③リクルート【スタディサプリ中学講座】

 こちらもインターネット環境があれば普段利用しているスマホなどの機器で、いつでも学べる通信教育です。主要5教科にくわえ、実技4教科の計9教科が学び放題。中学講座を申し込んでも小学1年生から高校3年生までの学習ができるため、学年の垣根を超え、戻り学習も先取り学習も叶う強者です。長男はスマホをつかった短時間のドリルが気に入ったようで、最終候補に残りました。

初回の方は無料体験期間あり、現在「ベーシックコース」が1か月無料になるキャンペーンが実施されています。※2025年6月27日(金)まで


◎通信教育は不登校の子どもが何を優先させたいかで決めよう

 今回、通信教育を利用するにあたっていろんな会社を検討・資料請求をしましたが、それぞれにメリット・デメリットがありますし、子ども本人がどんなことを優先して学習にあたりたいのかをはっきりさせておくことが大切だと感じました。

例えば長男の場合は「時間を決められたくない、好きな時間に勉強したい」がいちばんの優先事項でしたので、家庭教師ではなく通信教育にしました。ほかにも、 

  • 操作性(使いやすさ)
  • 見やすさ
  • 勉強したい科目の数やレベル
  • 学年をさかのぼれるか

など、子どもそれぞれに違いがあるかと思いますので、やってみようかなと思えるポイントを探しておきましょう。はじめてみて「やっぱり続かない」とならないためにも、おためし期間をうまく利用するのも重要です。お金もかかることですので失敗はしたくありませんよね。

家で過ごす時間が増えるからこそ、ゆっくり検討してみてはいかがでしょうか。

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