「学校に行きたくない、休みたい」
と言われたら、どうしたの?なんで?と心配になりますよね。
理由を聞いても「わからない」となると、追求したくなるかもしれませんが、矢継ぎ早に責めないであげてください。
そのひと言を伝えるのに相当な勇気が必要だったことを、まずは認めてあげてください。
ある朝、玄関にて。
「学校休んでもいい、、?…行きたくない」
うつむいて、絞り出すような声でそう言われたので、この時は私も直感で休ませたほうがいいなと思い欠席することにしました。
中学校1年生の6月の出来事でした。
小学校との違いに戸惑いながらも頑張っていたんだと思います。
「行きたくない」と声に出して伝えるのに勇気が必要だったことも、なんとなく感じ取れました。
不登校になるとは思っていませんでしたが、この時に休ませてあげられたのは後々よかったと感じています。
無理やり登校させれるような雰囲気でもなく、もし登校させていても「学校へ行きたくない」気持ちを膨らませるような気がしたのです。
この日は「ゆっくり好きなことして休みな~」とだけ伝えて、自由に過ごしてもらいました。
「学校に行きたくない」
どんな状況で言われたのかにもよると思いますが(真面目な顔をしてなのか、ヘラヘラしながらなのかetc)、とにかく一度、その言葉を受け止めてあげてほしいです。
元気なのに何言ってるの!と一蹴し、その場をしのいだとしても、また同じことが起きるかもしれませんし、違う件で訴えてくるかもしれません。
そうしてる間にもこどもたちのパワーは擦り減っていくかもしれません。
大人も「仕事に行きたくない」ときがありますよね。
はじめて言われたときは「充電したいのかなー」くらいに受け止めて、甘やかしてあげてはいかがでしょうか。
これが2日、3日と続くとさすがにこちらも次の一手を…となるのですが、わたしは落とし穴にはまりました…。

つづきます